
日中や夕方、大規模な地震が東京に発生した場合、早期に起きた阪神大震災や、
震源地が農山村部だった新潟県中越地震では回避された未知の混乱が生じると懸念されている。

地震から生き残ったあとにふりかかってくる大きな問題のひとつが、食料・飲み水の確保であることは間違いない。大地震が起きれば、地下に張りめぐらされている水道管が破裂し、地上では建物が倒壊して交通網も寸断されかねない。警戒宣言が発令されれば、食料などの供給源であるスーパーやデパートも閉鎖されてしまう。そうなれば、生命維持のために最低限必要な食料と飲み水の確保にも困難をきたすのだ。
板橋区や練馬区ではペットとの避難訓練も実施
その具体的内容のひとつには「避難所における動物の適正な飼育」も挙げられていて、
<都は、避難所を設置する区市町村と協力して、飼い主とともに避難した動物の
飼育について適正飼育の指導等を行うなど、
動物の愛護及び環境衛生の維持に努める>と書かれている。

人間が最も必要とする物質は水です。人間は平均的に食料なしでも3週間生きられるが、
水なしでは3~5日しか生き延びることができないと言われています。
人体の75%は水によってできており、全体重の7%の水分を失うと脱水症状に陥り、
10%近くになると死に至るともいわれ、毎日の
生活の中で1人あたり2~3リットルの水が必要と考えられています。

都市部の地震災害では、地下に埋設されている水道管が破壊される危険性がきわめて高くなります。
被災直後は配管に残っている水が出ることも考えられますが、恐らくそれもわずかの間に過ぎないでしょう。
通常、高層住宅ではいったん地下の貯水槽に水を溜めてから、それをポンプで屋上に運び上げて各階に供給しています。

災害時に大切なことは何か?皆さんご存知ですか。
それは、常に両手を空けておくことです。なぜならば、大昔から人間は手を道具として生きてきました。
緊急の場合であれば、なおのこと荷物で手がふさがれてしまう場合が、どんなに不利であるかは明白です。
そこで大きな味方になってくれるのが小型リュック(デイパック)です。

保存食と聞くと乾パンなどを連想するかたがほとんどだと思いますが、
現在は保存期間が長く、しかもおいしいという保存食が、いろいろと出回っています。
その代表的なものがインスタント食品です。最近は保存技術も進んで、たとえばスペースシャトルの機内食に
使われる物などは
25年間という長期備蓄が可能になっています。

災害時に意外と使えるアイテムがあります。それは、
キッチン用ラップです。
その活用法は、あらかじめキッチン用ラップをかぶせた食器で食事をし、
食べ終わったらラップだけ外して捨てるという方法です。
こうすれば
食器を洗わなくて済むといったアイディアです。この方法は地震などで断水したときにも使えます。

そこで震災時に用意しなければならない衣類を紹介します。
まず、寝巻きにも普段着にも兼用できるスウェットシャツ&パンツか、ジャージ上下は最低2着は準備しましょう。
寒さ対策にはフリースジャケットが最適、雨対策にコンパクト収納可能なレインパーカーも便利です。
また下着類は多すぎて困ることは絶対にないのでできる限り多めに用意しましょう。

手袋が必要になるのは、手の保護と防寒のためです。
材木やガラスの破片などが散乱している災害現場で、手をケガから守るにはいうまでもなく軍手が最適。
簡単に入手でき、安価なので使い捨てできて便利です。けれど化学薬品がこぼれたり、
火事で金属が熱く焼けているような災害現場では、軍手ではとても用が足りません。

夏場にしても、冬場にしても、夜露は身体に害になるもの。
特に寒さは人間の体温ばかりでなく、体力も確実に奪っていきます。
地震や火災などで家がなくなれば、外で暮らさなければならない状況も考えられますし、
また毛布などの準備がない学校などで数日間、避難生活を強いられることも考えられます。

突然、災害に見舞われた時、「あれも欲しかった。これも用意しておけば」と口惜しい思いをする
品物がいくつかあるはずです。ロープもそのひとつ。非常用持ち出しリストには必ず加えておいて欲しいのですが、
その用途は信じられないほど幅広いのです。

人間が水や食料なしに生き延びられるのが、一般的に3日間とされていることと考え合わせても、
けっして大げさな話とはいえないものがあります。ですから身動きのとれない状況に陥ってしまった場合には、
どうにかして救助の初期段階に自分の居場所を分かってもらわなければなりません。
「わたしはここだ!」と大きな声が出せれば、それはかなり幸運だと考えていいはずです。

必要最低限にして最も強力なサバイバル・ツールといえるのが小型ナイフです。
ナイフというと真っ先に、危ないとか、恐いと考えがちです。それだけ日常生活で登場する機会が少ないアイテムともいえます。
けれど「物を切る」という面では、ナイフはハサミよりも格段に広い守備範囲があります。

災害の規模が大きければ大きいほど、正確な情報発信とそれを確実に入手するツールが必要なのです。
まず大切なことはラジオの用意。災害時はテレビは映らなくてもラジオは放送していると思っていいでしょう。

これまでに日本で発生した大地震において、家具類の転倒・落下による負傷者が多発しています。
そして、負傷者のなかでも高齢者の占める割合が多いといわれています。
(※地域によりますが、高齢者を対象に無料で家具転倒防止器具を設置してくれます)。

阪神淡路大震災の報道でトイレ不足が切実な問題として取り上げられました。
日常、何気なく使っているモノほど、緊急の持ち出しも後回しになり、不足して困るものなのです。
その教訓をふまえ、必ず家庭用の簡易トイレは備蓄しておくのが賢明です。
こうしたサニタリー用品などは、現代生活に欠かせないものになっています。
阪神大震災で被災した西宮市民の意識調査によると、震災後にもっとも困ったのは生活用水という声が最も多かった。ちなみに、ここでいう生活用水とは、飲料水ではなく、トイレや洗面、掃除に使用する水のことで。
巨大地震という一大事を前に1日や2日ぐらい顔を洗えなくてもたいした問題ではないが、
大地震発生から数時間が経って緊張から解き放たれたとき、否が応でも訪れるのが生理現象だ。