<地震時の状況別、参考項目>
出先であろうが、自宅であろうが、災害時には怪我をしないということが重要です!
火災や、建物の倒壊のおそれがある場合などは避難所等への避難が必要となります。
その時の服装や、家を空ける前に最低限、準備しておきたい事を考えた事はありますか?
考えた事があったとしても「緊急で逃げるのに、出来るわけがない」な〜んていう意見が
ちらほらと聞こえてきます。はっきり言って「その通り」ですが、災害時には様々な状況が
あり「家は火災が起きない・倒壊しない」「避難所に行ったが、家に帰れる」など、いろい
ろな場面が想定できます。そんな時、準備が出来ていれば危険や怪我などを防ぐ事が
出来るのです。
倒壊するかもしれない建物、火災が発生している場所の近くを歩かなければならない時に、服装によっては火傷や怪我をしてしまいます。避難をする時にチェックしておきたい事をまとめておくのが得策です。 (オールアバウトより)
■お年寄りの寝室は2階が安全!
2階建ての木造家屋の場合、1階と2階のどちらが安全でしょうか。
地震の場合には、階下から崩れるために2階の方が安全です。
そこで深夜の地震に備えるには、寝室は2階にすべきでしょう。
木造一軒家の場合はすぐに外に飛び出せ。瞬時の判断が生死を分ける
あわてて外に飛び出さないのが原則ですが、例外もあります。
烈震の強い衝撃を受けると、古い木造一軒家はバリバリと崩れていきます。
これでは揺れが収まるのを待っていても、生き残ることはできません。
築年数を経た木造一軒家の場合、すぐに飛び出すしかありません。
数秒の躊躇も許されない、一瞬の判断が生死を分けることになります。
■海の近くに住んでいる場合
海沿いに住む人は津波に対する知識も必要です。
赤ちゃんはヒモで背負って手を自由にしておきましょう。
津波から身を守るのは逃げの一手です。すぐに高台へ逃げましょう。
山野を切り開いた宅地造成地では崖崩れに対する警戒も怠れません。
■エレベーターの中
マンションでエレベーターに乗っている時に、地震に遭ったらどうしますか。
エレベーターは停電になると止まってしまいます。
しかし、最近のエレベーターには地震時管制装置が装備され、自動的に最寄りの階まで
運転できる仕組みになっています。また、装置がない場合には、「地震だ!」と感じたら、
すぐに各階のボタンを全部押し、停止した階で下りて避難します。
この時にもあわてないことが第一です。もしも、中に閉じ込められたら、
非常ベルを押し続け、あるいは非常電話を使って、救助がくるのを待ちましょう。
ベルや非常電話は電池ですから、停電になっても使えなくなることはありません。
最悪の場合にはゴンドラの天井にある非常口から脱出しましょう。
密接に閉じ込められるとパニックになりがちです。しかし、どんな場合にも助かる可能性があることを信じることです。
階段に殺到する人を見ると、エレベーターに駆け込みたくなるかもしれません。
しかし、避難する時にエレベーターを使うことは厳禁です。
便利なはずの近代的設備も非常時にはパニックを拡大させるだけのものとなります。
■デパートやショッピングセンターで地震に遭ったら
混み合うデパートで地震が起きたら、非常口や階段に買い物客が殺到し、子供が泣き叫び、混乱を極めることが想像されます。しかし、デパートでは非常時に備えて避難誘導のマニュアルを整え、従業員の訓練も徹底しています。
そこで従業員の指示に従うのが原則です。揺れている間は「冷静に!落ち着いて!」と心の中で唱えて、安全に身を守れる場所を瞬時に判断し、身を寄せて、揺れが収まるまでのおよそ60秒間を待つことです。特に幼い子供を連れている場合には、子供をしっかりと抱き寄せて、上から覆いかぶさるようにしましょう。
また、自分が着ているジャケットなどで子供の頭を保護することがたいせつです。
ひとりでもパニックになると、それが全体に影響し、無秩序の恐慌状態になってしまいます。「冷静に」そして「瞬時に判断する」ことが、どんな場合にも必要だということを、頭に叩き込んでおきましょう。
■映画館や劇場
映画館や劇場では広い空間をとっていますが、柱が少なく、天井が落ちやすい構造になっています。しかも高いために、はがれ落ちてくる天井材や電球は大変に危険です。
しかし、安全なところもあります。同じ高さが続くイスは丈夫ですから、シートをあげてイスの間にうずくまっていれば、天井が落ちてきても圧死は免れます。激しい地震に襲われても、あわてて立ち上がらないことが鉄則です。いきなり立ち上がって、震動で投げ出され、ケガをすることもあります。
その瞬間に天井が落ちてくるかもしれません。シートの間に身を低くし、バッグやコート、ジャケットなどで頭を保護しましょう。
レストランで地震に遭ったら、テーブルの下に隠れましょう
「大地震だ!」と感じたら、テーブルの下や、テーブルとイスの間に身を隠し、バッグ、コート、上着などで頭を保護します。
■超高層ビルでの地震
柔構造という耐震設計が施されている超高層ビルは、ちょうど波がうねるように、ビル自体が大きく揺れることによって地震のショックを大きく吸収します。
揺れは激しいものの、超高層ビルそのものは耐震性に優れているといえます。大きく揺れだしたら立ってはいられません。
倒れてくる危険物が少ない壁際や、柱の近くへ身体を寄せ、頭をジャケットなどで保護して、うずくまるようにします。窓際は危険です。
野球場や競技場、安全なのはグラウンド。
■市街地を歩いた場合
市街地で地震に遭ったとき、凶器になるのがブロック塀です。市街地を歩いていて地震に遭ったら、まず、ブロック塀や門柱に近づかないことです。倒れてきて下敷きになる危険にあふれています。
ビル街での地震は降ってくるガラス破片に気をつけ、近くのビルに飛び込みましょう
繁華街やオフィス・ビル街を歩いていて地震に遭うこともあります。最も危険なのは、看板などの落下物や窓ガラスの破片、そして壁や塀や石垣のそばも、崩れて下敷きになる恐れがあります。近くのビルに飛び込むのが安全です。
地上より揺れが少ない地下街、まず安全な場所に身を潜め、緊急放送に従いましょう
地下街は地上よりも揺れが少なく、安全です。地盤と一緒に動く地中の構造物の揺れは地表に比べて震度階で1~2小さいといわれます。
■地下鉄で地震に遭った時
地中の構造物は地盤と一緒に動くので、地上の建物に比べて地震で加わる力が小さくなります。また地下鉄の駅は防災設備も完備しています。耐震構造、煙探知機、防煙たれ壁、防火シャッター、発電機、浸水防止機、排水ポンプなどが備えられ、避難誘導システムも整っています。
出口を求めてあわてて階段に殺到することが最も危険です。構内アナウンスに従って、落ち着いて行動しましょう。停電になり、その恐怖で暗闇の中をたくさんの人が無秩序に動きだしたら、それだけで負傷者がでてしまいます。
■駅のホームで地震に遭ったら
駅のホームを見回してみましょう。灰皿スダンドやゴミ箱、自動販売機、時刻表示板、モニター用テレビなど、地震の際の危険物がたくさんあるのが分かります。
もし、ホームで電車を待っている時に地震が起きたら、まず、頭をカバンなどで保護して、近くの柱にへばりつきましょう。頭上に屋根がないホームの端の方であれば、頭を抱えてうずくまるのも一方策です。
もし、近くに何もなく、しかも混雑時でホームに人があふれていたら、頭を覆って、ホームにうずくまるか、床に伏せてしまいましょう。
■バスに乗車中の地震
バスに乗っていて地震が起きた場合、座っていたら前の席の背もたれや自分の席のシートをしっかりつかみましょう。もし、立っている場合には、吊革や手すりをしっかりと握りましょう。
こうして身体が衝撃で飛ばされないようにしましょう。地震の揺れが収まったら、運転手の指示に従って、絶対に勝手な単独行動はとらないこと。
■タクシーに乗っている時に地震
タクシーに乗っている時は、運転手のとっさの判断に左右されてしまいます。しかし、まず、身体を座席に深く埋めて、前の座席の背もたれなどにつかまり、衝撃で身体を投げ出されないようにします。
運転手が的確に車のスピードを落とし、道路の左側に停めることができ、揺れが収まったら、運転手の指示に従い、車から脱出しましょう。
■家庭ごとの地震対策
①大地震がきた時、家の中や外で各自がまず、何をするのだろうか。
②長時間の電話の不通、交通途絶となった時、勤め先や学校、外出中の家族はどう行動するか。
③学校や勤め先の決まりはどうなっているか。
④家具の転倒防止、消火の備え、懐中電灯や厚い底のクツの用意など、安全状態はどうか。
⑤近所で火事が起こったらどうするか。
⑥避難場所はどこか。そこへ行くにはどういう道順があるか。
⑦食料や水、燃料、照明などの備えは万全か。
⑧非常持ち出し品の用意はできているか。
こうしたポイントについてひとつひとつ確認していきましょう。
■家族が落ち合う場所
家族全員そろっている時に地震が起きるとは限りません。そこで必要なのは家族がどこで会うかを決めておくことです。学校や勤務先にいるときのそれぞれの避難場所を決め、それを全員が知っておかなければなりません。
そして、できるだけ早く家族全員が落ち合うように、方法を決めておきましょう。また、離れたところに住む親戚や知人の家を連絡先として決めておくことも必要でしょう。
■大地震発生の兆候があると、警戒宣言が発令
警戒宣言が発令されると、日常生活はこうなります
①電気・ガス・水道は平常どおりに供給されます。
②電話は可能な限り確保されますが、状況により制限されます(携帯電話も状況により制限されます)。
③鉄道・バスは運行されますが、減速運転などにより安全確保がとられます。従ってターミナル駅などでは相当な混雑・混乱が予想されます。
④病院・医院は可能な限り平常どおりの診察が行われます。
⑤デパート・スーパーなどは食料品・生活必需品を中心として営業は継続されます。
⑥保育園・幼稚園・学校などは保育・授業を打ち切られ、保育園、幼稚園、小学校へは保護者などが引き取りに行きます。
⑦交通規制は高速道路は時速40km、一般道路・首都高速道路は時速20km以下に制限され、マイカーの走行は規制されます。
警戒宣言は避難命令ではありません。あわててパニックならずに、準備が万全であるかを確認しましょう。
■ひどいヤケドでも水で冷やすのが基本
地震で多いのがヤケドです。おとなは体表面積の20%以上、子供は10%以上をヤケドすると、重症です。50%以上になると、生命の危険にさらされます。どんな場合にも、まず水で冷やすことがヤケドの応急手当の基本です。
狭い範囲であれば、できるだけ早く、きれいな流水で冷やします。患部には何もつけず、清潔なガーゼで覆います。
少なくとも15分は冷やしましょう。広い範囲のヤケドの場合には、服を脱がさないで、上から水をかけるか、できれば水風呂に入れて冷やします。
■ガラスの破片が深く突き刺さったら、無理に抜くのは禁物
ビルから落下した窓ガラスの破片が突きささった場合、深く刺さっているのを無理に抜いてはいけません。血管や神経を傷つけていることもあります。
ガムテープなどで固定して、医師の手当てを受けましょう。簡単に抜けるような場合には、ピンセットなどで抜いてガーゼを当てて、包帯をしましょう。
■骨折・打撲した場合は、まず冷やす!
応急処置には「してはいけないこと」もあります
①意識がなかったり、顔や首に外傷がある場合には仰向けに寝かせてはいけません。身体と頭を横向きにして寝かせ、頭を後ろにそらせましょう。
②意識がなかったり、吐き気を催していたり、大量出血していたり、腹部や首に外傷がある人には水を与えてはいけません。
③背骨を損傷しているおそれがある時は絶対に動かそうとしてはいけません。
④包帯を外傷に施したら、外してはいけません。
⑤頭部にケガをしている時は頭が身体より低くなるようにしてはいけません。
⑥無理な手当てを試みてはいけません。